【宅録ナレーターと学ぶ】脱初心者!宅録ナレーション講座
こちらでは、これから自宅でナレーションを録音したい人『宅録ナレーター』向けに情報を発信していきます。
わたしもまだまだ修行のみなので、一緒にレベルアップしていきましょう!
宅録ナレーターってなに?どうやったらなれる?
『宅録』とは自宅で録音すること。
自宅でナレーションを録音する人のことを『宅録ナレーター』と言います。
マイクやオーディオインターフェース等の必要な機材・環境を揃えれば誰でも宅録ナレーターになれます。
宅録ナレーターって稼げる?案件の獲得方法は?
どこで、どう活動するかで変わるので『あなた次第です!』というのが正直なところ(笑)
案件が獲得しやすいクラウドソーシングサービスでは単価が低い傾向があるため、宅録だけで生計を立てていくのは難しいんじゃないかと個人的には思います。
単価の高い案件を獲得したい場合は、制作会社さんなどの企業を相手にお仕事をすると良いと思います。
他には異業種の方と繋がりを持つのもお仕事をもらえる可能性があります。
宅録ナレーターに必要な機材って何?オススメは?
宅録に必要な機材は
- PC
- マイク
- マイクケーブル
- ヘッドホン
- オーディオインターフェース
- ポップガード
- マイクスタンド
- DAW
あと大切なのは、反響音を抑えた環境を作ること。
オススメの機材はこちらで紹介しています。
宅録の大敵!反響音を抑える方法
宅録の大敵それは・・・『反響音』!!
普通にしゃべっているときは気づきにくいですが、マイクで録音してみると声が響いて聞こえてしまうんです。
かといって防音室を導入するのは場所もお金も難しい・・・。
ということで、自作で反響音を抑えられるブースを作っちゃいました!
こちらは声優ブロガー:幸田夢波さん考案のものです。
Amazon商品と100円ショップの商品で作れますよ。
初めての宅録!録音のやり方
宅録の基本的な流れは
- ナレーション原稿の下読み
- 機材のセッティング
- DAWで録音
- DAWで整音
- 書き出し
となります。
「編集なんて難しそう・・・」と思わなくても大丈夫!
最低限の整音(音声編集)スキルさえあれば宅録で納品までできちゃいますよ。
初めての宅録!整音のやり方
音声を録音しただけでは納品できるナレーションにはなりません。
- しゃべるときに出るノイズの除去
- 言い間違い箇所のカット
- 間の調整
などを編集する作業『整音』が必須となります。
整音も難しい作業はなく、基本的な5STEPでOKですよ!
ボイスサンプルを作ろう!
『ボイスサンプル』とはナレーターにとって名刺のようなもの。
- 私はこんな声をしています
- こんなナレーションができます
といったことを聞き手に教えてあげるものです。
口や文章で「透き通ったクリアな声が特徴です」などアピールするよりも実際の声を聴いてもらった方が確実で早いですよね。
そういったボイスサンプルは自宅で録音することもできます。
宅録したものを納品するなら、実際に宅録したボイスサンプルを用意しておくと良いと思います。
音声を納品したい!オススメの納品方法
ご依頼があって音声を収録した、先方から音声の提出・納品を求められたときメールに添付する以外にも方法があります。
私がよく使うのは『ギガファイル便』!
音声ファイルをアップロードするとURLが発行され、そのURLを相手へ教えるだけで音声ファイルを納品することができちゃうんです。
動画クリエイターさんやテレビ制作会社さんとのやりとりでも実際に使ったので、業界でも重宝されているサービスのようです。
自分のボイスを売ろう!Audiostockの紹介
BGMやボイスを販売できる『Audiostock』というサブスクのサービスがあるのをご存じでしょうか。
メインは動画編集者や制作会社向けにBGMを販売するサービスなのですが、ボイス(セリフ)も販売できるようになっているんです。
自分でセリフを考え、録音・整音をし、申請をするだけで販売ができます。
販売には審査もあり、結構きびしかったりしますが、それを突破できたら自分の音質にも自信が持てます。
1つ売れても数円くらいしか入りませんが、
- 自分の好きなときに録音できる
- 審査を通過して販売されればあとは何もしなくてもOK
- 販売するのにかかる費用は無し!
という利点もあるので登録してみるのも良いと思います。
宅録ナレーターの請求書の書き方
ご依頼があって、録音をし、納品をしたら請求書をかかなければ報酬をいただけません。
「でも請求書ってどう作ったらいいの?」という方には『freee』がオススメ!
freeeにはテンプレートがあり、金額や税の計算も自動で行ってくれるため手間もミスも削減できます。
おまけ:スキルを磨きたい
表現力を磨きたい、滑舌を良くしたい、響く声を手に入れたい・・・
などともっと自己追及をしたい方はボイストレーニングを受けてみるのも一つの手です。
宅録って気楽にできる反面、孤独な面もあり視野が狭まることもあるんですよね。
だから第三者にレッスンしてもらうことで自分じゃ考えつかなかった表現方法や自分の現状を教えてもらうことでさらなるレベルアップにつながります。
私も追求を続けます!!!