プロフィール

ごあいさつ
閲覧ありがとうございます!
はじめまして。宅録ナレーター&ブロガーとして活動している、濱岡美紗子(みさ)と申します。
現在は会社勤めをしながら、自宅でナレーション収録とブログ運営をしています。
2019年に乳がんが見つかり、しばらく療養生活を送ることになりました。
その経験から、「自分に優しい働き方をしたい」という想いが強くなり、宅録ナレーターとブログという新たな道に踏み出しました。
声のお仕事を通して、そしてこのブログを通して、誰かの背中をそっと押せたらとても嬉しいです!
『自分に優しい働き方』を目指すようになったきっかけ
2019年の年末、30歳を目前にして、まさかの乳がん発覚。
2020年には手術と抗がん剤治療を受け、現在もホルモン療法を続けています。
治療中はしっかりと療養に専念するため、会社もナレーター活動もいったんお休みすることに。
療養が一段落してから、以前のように働こうとしたのですが・・・すぐに体調を崩してしまい、「早く元通りに動けるようにならなきゃ」と焦るほどにメンタルも落ち込んでいきました。
ホルモン療法は続けていたものの、抗がん剤治療が終われば、病気前と同じように動けると思い込んでいたんです。

「体力が落ちているのは一時的なもののはず! 時間が経てばきっと元に戻る!」そんなふうに自分を励ましながら過ごしていましたが、数か月経っても思うようには回復せず・・・。
だんだん頑張ることがしんどくなってきて、「もう前と同じようには動けないのかも」と少しずつ気持ちを切り替えるようになりました。
無理をすると寝込んでしまい、結果として仕事を休んでまわりにも迷惑をかけてしまう。
「だったらまずは、“休まないこと”を目標にして、自分の体力に合わせたペースでやっていこう」そう考えるようになったんです。
自分を責めるのではなく、“今の自分にちょうどいい働き方”を見つけていくこと。
それが、自分にもまわりにも優しい生き方なんじゃないかなって、ようやく気づくことができました。
”世間の普通”ではなく、”今の自分の体力にあったペース”を見つけて働くことが結果として相手にも自分にも一番いいと思ってます!

今に至るまで
私の簡単な経歴はこちら
- 小学生の頃に声優に憧れる
- 声優の専門学校へ入学
- 声優の養成所へ入所
- 事務所へは所属できずにフリーで活動
- ナレーターへ転身
- 乳がん発覚で療養
- 復帰後は宅録ナレーターをメインに活動再開
①声優に憧れる
声優というお仕事に憧れたのは、小学生のとき。
特に「シャーマンキング」というアニメが大好きで、可愛くてかっこいいキャラクターたちに夢中になりました。
そのうちに「私も、アニメのキャラクターになりたい!」という気持ちが芽生えて、声優を目指しはじめました。
「演じたい!」というより「なりたい!」でした(笑)

②声優の専門学校へ入学
中学生の頃には、すでに「高校を卒業したら声優の専門学校に行こう」と決めていました。
そのために、学費をコツコツとアルバイトで貯める計画を立てていたんです。
- アルバイトがしやすいように、地元の高校を選んだり
- 勉強についていけなくなったときのために姉と同じ学科を選んだり
- 制服やカバンは姉のおさがりを使ったり
今思えば、すごく計画的に動いていたなぁと自分でも感心します(笑)
思い返してもこのときが一番計画的で行動的だったかも笑

③声優の養成所へ入所
専門学校の卒業オーディションで、ありがたいことに大手声優事務所さんから声をかけていただき、養成所に入所することができました。
1年目の終わりにあった進級試験も無事に通過し、「次は所属オーディションだ!」と期待を込めて臨んだ2年目。
ところが、その所属オーディションには落ちてしまいました・・・。
ここから長い長い低迷期へ突入します・・・

④事務所へは所属できずにフリーで活動
養成所を卒業したあとは、事務所に所属しないまま、フリーで活動をスタート。
舞台やドラマCD、イベントMCなど、いろいろなお仕事を経験させてもらいました。
並行して、事務所のオーディションやゲーム作品のオーディションもたくさん受けましたが、なかなかうまくいかず・・・。
焦りもあり、もう一度チャンスをつかみたくて別の養成所に入り直してしまったこともあります。
養成所をはしごするのはオススメしません・・・!

オーディションに落ちるたびに、少しずつお芝居が苦しくなっていって、大好きだったアニメもお芝居も素直に楽しめなくなってきてしまいました。
「このまま続けていたら、好きなものが嫌いになってしまうかもしれない・・・」
そんな不安を抱えるようになり、声優の道からいったん離れることを決めました。
⑤ナレーターへ転身
声優の道を離れる前に、ふと気づいたのが「ナレーションはいくらやっても楽しいな」という気持ちでした。
「もしかしたらナレーションの方が合ってるのでは?」
そんな気持ちで、ナレーター養成スクールのスクールバーズの門をたたきました。
通い始めてみると、声優のときとはまた違う表現の難しさに驚きつつも、毎回のレッスンがすごく新鮮で、刺激的で「やっぱり声の仕事が好きだ!」と再確認できました。
すてきな先輩や仲間にも恵まれて、前向きな気持ちで声の道をもう一度歩き出せたこと、今でも感謝しています。
声の道を、表現することを辞めなくて良かったなと思いました!

⑥乳がん発覚で療養
バーズに通っていた2019年、30歳の誕生日を目前にして乳がんが発覚しました。
ナレーションの仕事はもちろん、すべての活動をいったんストップして、治療に専念することに。
手術や抗がん剤、放射線治療など、人生で初めての経験ばかりで不安も大きかったです。
価値観がガラッと変わるような、大きな転機でした。
でもそんな中でも、「また声の仕事に戻りたい」という気持ちはずっと心の中にあって、
少しずつその想いが、自分を支えてくれた気がします。
乳がんの告知を聞いた衝撃は今でも忘れられません・・・

⑦復帰後は宅録ナレーターをメインに活動再開
約7か月の療養を経て、少しずつ社会復帰。
社会復帰後も治療は続いていましたが、「また以前と同じように仕事をしたい」という気持ちでいっぱいでした。
でも実際に動いてみると、以前のようには体がついてこなくて、1日働いたら、2日寝込んでしまうような日もありました。
「このままじゃ続けていけない・・・」
そう思って、たどり着いたのが自宅でできるナレーション『宅録ナレーター』という働き方でした。
自宅に録音環境を整えて、機材やソフトを使いこなせるように一つひとつ挑戦。
今ではありがたいことにリピーターのクライアントさまも増え、自分のペースで働けることのありがたさを日々感じています。
“自宅で働く”という選択肢が、私の第二のスタートを支えてくれました!

これからやりたいこと
声のお仕事は私の軸として続けていきたいと思っています。
宅録ナレーターとして、自分のペースで、できることを丁寧に届けていきたいです。
そして同時に、私のように「フルタイムで働くのがしんどい」「このままの働き方を続けていて大丈夫かな・・・」と不安を抱えている方に
- 無理せず働く方法
- 自宅でできるお仕事の選択肢
- 声の仕事の再開の仕方
といった道もあることを伝えたいなと思っています。
今に不安を感じている人の背中をそっと押せるような発信がしていきたいですね。
笑顔でいられる時間が少しでも増えるように“自分に優しい働き方”をこれからも探し続けていきたいと思います。
今までの主な実績
宅録ナレーターとして活動してきた中で、ありがたいことにたくさんのご依頼をいただいてきました。
ここでは、これまで関わらせていただいたお仕事の一部をご紹介します。
- 企業のYouTube動画のナレーション
- 企業の音声アナウンス
- 説明会動画内のセリフ
- 企業のSNS用広告動画のナレーション
- 研修用アニメーションナレーション
- 企業PVナレーション など
- ボイストレーニングスクールCMナレーション ラジラボ編
- ボイストレーニングスクールCMナレーション ナレーションワークショップ編
- <ゲーム>シェルノサージュ~失われた星に捧ぐ歌~
- <ドラマCD>困惑探偵
- <アシスタントMC>石ノ森スピリッツvol.4魔法使いの弟子達
- <アシスタントMC>マンガワールド其の1 平松伸二
- 劇団両面HERO『冒険に出ない勇者たち』
- 劇団空感エンジンプロデュース『東京ZOOM Ⅱ』
- 劇団空感エンジンプロデュース『7丁目16番地ゆめ屋~ヨンDE巻~』
- 劇団空感エンジンプロデュース『7丁目16番地ゆめ屋~誤にょ巻~』
- 劇団空感エンジンプロデュース『Juliet』
さいごに
長いプロフィールをここまで読んでくださって、本当にありがとうございます!
「自分に優しい働き方」を模索する中で、声の仕事と、ブログという新しい世界に出会えたことは私にとって大きな宝物です。
これからも、自分らしいペースで働きながら、同じように「今の働き方に悩んでいる方」や「声の仕事に興味がある方」へ、少しでも役立つ情報を届けていきたいと思っています。
ブログを通して、何かヒントが見つかったり、ふっと気持ちが軽くなるきっかけになれたら嬉しいです。
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