乳がんのはなし
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乳がん体験談|「お金がない…」不安だった私を支えてくれた制度4選

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乳がんと告げられたとき、治療への不安と同じくらい頭をよぎったのが「お金のこと」でした。

手術費っていくら?払えるの?

貯金なんてないよぉ…。

みさ
みさ

そんな不安でいっぱいだった私でも、破産せず今日までちゃんと生活できています(笑)

この記事では、私が乳がん治療に向き合う中で知って安心できた4つの支援制度を、体験談とともにわかりやすくご紹介します。

金銭面の不安を少しでも軽くして、治療に集中できる環境を整えるヒントになれば嬉しいです!

みさ
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乳がんになったらお金はどうなる?私の体験談

乳がん治療に向き合うとき、金銭面の不安はとても大きなもの。

でも、実は「知っておくだけで安心できる制度」がいくつもあります。

制度を活用することで経済的な負担を軽減し、治療に集中できる環境を整えることができますよ。

 

乳がん診断直後に感じた「治療費って払えるの?」という不安

情けない話、乳がん告知時の私の貯金は20万円あったかなぁ?というほどでした(笑)

幸いなことに医療保険がん保険に加入していたので、保険金を多少あてにすることはできました。

ですが、当時は身の回りに乳がん経験者がおらず、

  • 手術や治療にどれくらいのお金がかかるのか
  • どのタイミングでお金がたくさんかかるのか

など、わからない点が多くて不安でいっぱいでした。

治療と向き合いたいのに、どうしてもお金のことが気になってしまう…!

みさ
みさ

 

「お金がない…」と悩んだ私が知って安心した制度たち

会社に出社したときに、たまたま給湯室で出会った別の課の課長さんに乳がんになったことを打ち明けると

こういう制度もあるから使ってね!けっこう頼りになるよ!

別の課の課長
別の課の課長

と保険組合のHPから高額療養費制度傷病手当金の説明が書いてあるページを印刷して渡してくれました。

しかもご丁寧に、手書きで申請の注意やポイントも書いてくれていてとても心強かったのを覚えています。

この二つの制度をチェックしていくとだんだんと

みさ
みさ

・・・もしかしてお金大丈夫かも?

と思えてきました。

次の項目でどんな制度のあるのか、その制度の内容なのかをわかりやすく解説していきますね!

 

乳がんにまつわるお金の話|知っておきたい支援制度4選

乳がん治療は、手術・入院・通院・薬代など、想像以上にお金がかかります。

でも、実際には「高額療養費制度」「傷病手当金」など、金銭面を支えてくれる制度がいくつもあるんです。

私自身、治療前は「何十万円もかかるのでは…」と不安でいっぱいでしたが、制度を知ってからは「ちゃんと支援があるんだ」と気持ちが少しラクになりました!

治療をするにあたって私が心強いと感じた制度はこちら↓

  • 高額療養費制度
  • 傷病手当金
  • 医療費控除
  • アピアランスケア用品の助成

ひとつずつわかりやすくご紹介していきますね。

 

高額療養費制度|医療費の上限が決まっている安心感!

収入に応じて、ひと月の医療費に上限が設けられている制度。

私はこれを知らずに「何十万円、何百万もかかるのでは・・・?」と不安になっていました。

しかし実際は、収入に応じてひと月に支払う医療費には上限が決められていて、それ以上医療費がかかっても上限額を支払うだけで済むんです。

通常は窓口で医療費を支払い、3か月後くらいに上限額以上の金額が払い戻されるのですが、「限度額適用認定証」を保険組合に申請し、病院に提出すれば、窓口での支払い自体が軽減され、上限額以上の高額な医療費を支払わずに済みます。

マイナ保険証を使えば申請不要になるケースもあります。

ですが、医療機関によっては対応していない場合もあるので、事前に問い合わせておくと安心です。

この制度のおかげで窓口負担約60万円かかるところを10万円程度で済みました!

本当にこの制度には助けられました!

みさ
みさ

 

さらに医療費を抑えられる「付加給付金」

加入している健康保険組合によっては「付加給付制度」がある場合もあります。

これは、高額療養費制度の自己負担限度額を超えた分を、さらに上乗せして払い戻してくれる制度です。

たとえば、自己負担限度額が57,600円の方でも、付加給付制度がある組合では25,000円まで軽減されるケースもあります。

減額される金額は保険会社によって異なります。

付加給付制度はすべての人が使えるわけではなく、企業の健康保険組合などが独自に設けている制度のため、自分が加入している保険組合に制度があるかどうかを確認しておくと安心です。

ちなみに付加給付金は申請不要で、払い戻しされるケースに該当すると自動で振り込まれます。

私ははじめ、覚えのない振込に気味悪くなって保険組合に直接電話しました(笑)

みさ
みさ

 

傷病手当金|働けない期間の収入をサポート!

社会保険加入者が対象で、働けない期間の給与の約2/3が支給される制度。

私は療養中にこの制度に申請し、無収入になる不安を軽減できました。

申請するのに「自分・会社・病院」それぞれが書類を記入しないといけないのでちょっとした手間やお金もかかりますが、収入があるのはとっても心強い!

社保の方はぜひとも使ってください!

みさ
みさ

 

医療費控除|確定申告で税金が控除される可能性も!

年間約10万円以上の医療費がかかった場合、確定申告で所得から控除できる制度。

通院交通費や薬代も対象になることがあるので、領収書はしっかり保管しておくのがおすすめです。

医療費分が全額控除されるわけではないので注意です!

少しでも税金が安くなるなら使わない手はありません!

申請もマイナポータルを使えばほとんど自動入力されるのでラクですよ!

みさ
みさ

 

アピアランスケア用品の助成|外見の悩みに寄り添う支援!

ウィッグや帽子など、治療に伴う外見の変化に対応する用品の購入費を助成してくれる制度。

自治体によって実施状況が異なるため、市のHPなどで確認してみるといいですよ。

(私が暮らす自治体は助成の導入が最近で、残念ながら利用できませんでした…。)

市も市民に優しい制度を用意してくれています。

もっとアピールしてくれればいいのに!(笑)

みさ
みさ

 

 

ここまで読んで「自分も使える制度があるかも」と思った方は、ぜひ保険証や自治体のHPをチェックしてみてくださいね!

 

まとめ|制度を知って、乳がん治療に集中できる環境を整えよう

乳がん治療は、身体だけでなく心にも、お財布にも大きな負担がかかります。

でも、制度を知っておくだけで気持ち的に「大丈夫かも」と思えますし、制度を利用することで実際に金銭的負担が軽く済みます。

国や自治体、保険組合って結構手厚いサポートを提供しているんですよ。

なのに調べようとしないと情報が手に入らないっていう(笑)

もっとガンガンアピールしてくれればいいのにね…

みさ
みさ

これから乳がん治療と向き合う方には、金銭面の不安を少しでも減らして、治療に集中できる環境を整えてほしいと思います。

私の体験が、これから治療に臨む方の安心材料になれば嬉しいです。

 

今回も最後までご覧くださりありがとうございました!

 

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ABOUT ME
みさ
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宅録ナレーター / ブロガー / 乳がんサバイバー
宅録をメインに活動しているフリーのナレーター。
元声優・役者でゲームやドラマCD、舞台出演やトークショーアシスタントMC等もしていた。

30歳を迎える直前に乳がんが発覚し、現在も治療中。
治療の副作用で疲れやすくなってしまい、体力を温存しながら働けるスタイルを模索&発信中。

今の夢は、病気やケガをしても自宅からバリバリ働けるたくましいフリーランスになること。
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