乳がんのはなし
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乳がんに気づいたまでの道のり

mitya3
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私はがんと聞いて

  • すぐに死んでしまうのではないか
  • 未来はないのではないか

など、死をイメージしてしまいました。

今すぐ、明日にでも・・・ということはないにしても、よく聞く『5年生存率』という言葉を思い出し、自分に残された時間は少ないのではないかと不安に思ってしまいます。

しかし、医療も進歩しています。

今や完治だって目指せる病気になりつつあります。

大事なのは早期発見。

早く見つけられれば見つけられるほど、完治も生存率も高いし、検査も治療も少なくて肉体的にも精神的にも経済的にも軽く済みます。

では早期発見するにはどうしたらいいのか?

ということで今回は、私が異変に気づいた道のりをまとめてみます。

どうか早期発見でき、完治できる方が増えますように。

みさ
みさ

 

 

初めての健康診断で要精密検査!

健康診断。

やはりこれに始まり、これにつきます。

私は会社の健康診断で初めて乳房の検査をやりました。

それまでも市から乳がん検診や子宮がん検診の通知は来ていたのですが、確かスルーしていたかと・・・彡(-ε-;)彡

 

私が受けた健康診断内容
  • 身長体重測定
  • 視力聴力検査
  • 血液検査
  • 尿検査
  • 検便
  • 眼圧検査
  • 胃のバリウム検査
  • 乳房エコー(あるいはマンモグラフィー)
  • 問診

 という結構充実した内容の健康診断を今は受けています。

会社によって健康診断の内容は変わります。

足りない検査は別途料金はかかりますがオプションで追加もできますよ!

 

乳がんに罹患する前は大きな病気もしたことがなかったので、健康診断の内容なんて気にしたこともなく、言われるがままに検査を受けていました。

今改めて思うと会社に(健康診断内容に)助けられたところもありますね。

ありがとう会社!すごいよ会社!

みさ
みさ

 

その初めて受けた健診の結果表に

『胸部 要精密検査』

の文字が。

 

ウワァァ—–。゚(゚´Д`゚)゚。—–ン!!!!

 

心臓バクバクで急いで地元の婦人科病院へ。

そこでも乳房エコー、マンモグラフィーを行い再度検査したところ

何もないですね!なんで再検査になったんだろう?

婦人科医
婦人科医

(なんだと・・・!!?)

みさ
みさ

 

そして驚くべきことに健診で要精密検査を出した先生がこの先生だったのです・・・!(笑)

出した本人が(しかもしっかり何度も見てくれた)そう言うなら信じるしかない。

ちょっとモヤモヤしつつも、「何もない」の一言に安心して帰路につきました。

 

その翌年以降からは『要精密検査』とは書かれてませんでしたが『乳腺線維腺腫(良性のしこり)』と書かれるようになりました。

モヤモヤの一件もあるし、とりあえず

『右胸に何かある』

ということを自覚して1か月に1回はセルフチェックをするようになりました。

そしてこのセルフチェックの習慣が数年後に功を奏したのです。

 

 

セルフチェックでしこりを発見!

健康診断で要精密検査の判定を受けてから約5年後の春

いつものようにセルフチェックをしていたら右胸の乳頭付近にしこりを発見。

5ミリくらいの小さなしこりでした。

 

ネットで調べると

  • 良性のしこりは指で押して動く
  • がんのしこりは指で押して動かない
  • 良性のしこりは消しゴムのような弾力がある
  • がんのしこりはごつごつしている
  • 良性のしこりは境目がはっきりしている
  • がんのしこりは境目がわからない

などが出てきました。

私のしこりは

  • 指で押すとコロコロ動く
  • しこりの境目がはっきりしていた
  • 消しゴムのような弾力があった

という良性のような特徴でした。

しかしここで「ああ、良性だな。良かった!」とはならず、1週間様子を見た後に地元の乳腺科のクリニックを受診しました。

これが2019年の春のことです。

ネットの情報は鵜呑みにしない!病気は自己判断しない!

みさ
みさ

 

ドキドキしながら乳房のエコー、マンモグラフィー、触診を行った結果・・・

線維腺腫(良性のしこり)ですね!特に何もすることはないですよ

乳腺科医師
乳腺科医師

良かった~!

みさ
みさ

 

そう。

ここでも乳腺線維腺腫の判断だったんです。

 

しかしここで安心して終わる私ではありませんでした(笑)

私の心配性をなめるな!!

みさ
みさ

 

 

セルフチェックを続ける!

お医者さんには「何もすることはない」と言われたのでこれ以上何かをすることはできません。

良性のしこりでも気になるようなら除去することは簡単にできるようですが、この時の私のしこりの大きさは5ミリ程度。

メスを入れて傷を作ってまで除去するほどのものでもなかったのです。

ということで乳腺科のクリニック1回目の受診後は何もせず、今まで通り月1回のセルフチェックは続けていきました。

 

1回目の受診から3~4か月後の夏。

セルフチェックで触ったしこりが以前よりも大きくなっていました。

「これはヤバいかも!」

とまたクリニックを受診。

検査の結果、5ミリだったしこりは8ミリになっていました。

しかし先生は

線維腺腫も大きくなるからね。これは悪いものじゃないよ

乳腺科医師
乳腺科医師

と。

「まあ、良性なら・・・」と今回も何もせずに終わり。

 

そしてまた2~3か月後の秋。

またしてもしこりが大きくなっていました。

再びクリニックへ行き検査してもらうとしこりは8ミリから1.2センチへになっていました。

もしかしたら粉瘤かもしれないね。気になるなら切開して絞り出しましょう。

乳腺科医師
乳腺科医師

ここで初めて線維腺腫以外の可能性が出てきました。

粉瘤とはニキビのようなもので、局所麻酔をしてメスで切開してギュッと絞って膿を出せば済むんだそうです。

予約もせず外来でできるらしいのでいつでも出来ますよと言っていました。

とりあえず「がんではない」とのことだったので、「これ以上大きくなったら切開してもらおう」と思ってこの時も何もせず帰宅することに。

 

そしてそしてその2~3か月後の冬。

しこりが更に大きくなってしまいました。

検査をすると1.2センチが1.9センチ。

目で見てもポコッと肌表面に盛り上がりが見えるようになっていました。

不安な気持ちが限界になり先生に切開をお願いし、そのまま処置室へ。

絞り出したらもう終わりだよ~

乳腺科医師
乳腺科医師

と軽い感じで始めた先生。

私もリラックスして処置台で寝ていたら

これは・・・なんだ!?

乳腺科医師
乳腺科医師

麻酔をして切開して先生がギュッと絞り出したところ・・・無色透明なゼリー状のものが出てきました。

これには先生もびっくりして処置は中断。

 

無色透明なゼリー状のものは病理検査へと回されました。

不安を拭い去るために切開したのに残ったのは更なる不安と数針の縫い傷だけでした。

 

約1週間後検査結果の電話が

なるべく早めに来院してください

看護師さん
看護師さん

(これは・・・本当にヤバいやつだ)

みさ
みさ

 

嫌な予感しかしないけど行かないわけにもいかず覚悟を決めていったら

・・・悪いものが出てしまいました

乳腺科医師
乳腺科医師

 

その後は病気の説明と県のがんセンターへの紹介状を書いてもらいました。

看護師さんからがんセンターについての詳しい説明を受けている時に

『あぁ、本当に私はがんになったんだ・・・。何かの間違いではなかったんだ・・・。』

と実感しました。

 

 

まとめ:ネットの情報は鵜呑みにしない!自分の身は自分で守ろう!

ネットはとっても便利です。

私もこのブログを開設するにあたってネットの情報を参考にさせてもらいました。

その多くは嘘ではなく、正しい情報がほとんどです。

 

しかし健康面に関してはあまり鵜呑みにしない方がいいです。

飲み薬だって人によっては問題なく効き、人によってはアレルギー反応を起こす恐れもあります。

体調面は個人差が大きく出ます。

 

それに私は身をもって知りましたが、プロである乳腺科の先生も病理検査をするまで病名を見誤ります。

 

単純にその先生に抜けがあったんじゃないかと思う方もいるかと思います。

しかし私は粘液がんというがん罹患者の中でも3%くらいしかいないという希少なタイプのものでした。

加えて年齢。乳がんを罹患するには早すぎる年齢でした。

15歳~30代でがんを発症する人たちをAYA世代と言うんですが、一説によると毎年100人に2人程度の方しか発症しないそうです。

身内にも乳がん患者、亡くなった方はいません。(後に遺伝性の乳がんは10%程度だと知りましたが)

 

  1. 希少がんであったこと
  2. 乳がんになるには若年層だったこと
  3. 家系に乳がん患者がいなかったこと

という特殊な条件が揃っているのを考えると『先生の落ち度』ではない可能性が高いと私は思っています。

(そう思わないと気持ちが救われない・・・!)

 

というか、今更「先生でしょ!?なんでわからなかったの!?」なんて責める気なんて1ミリもわきません┐(´~`)┌

当時の自分にできること(セルフチェックと通院)はしっかりやれていたので自分に対しての後悔もありません。

飲酒はしてましたが暴飲というほどでもなかったし、喫煙もしてませんでした。

強いて言うならストレスを溜めすぎたのかもしれませんが・・・ストレスなんて何をやっても受けるものだから当時の環境に対しての後悔もありません。

人のせいにしたり、自分のせいにしたりしてがんが治るならやりますがね。

でも現実は違いますよね。そんなことに気力と体力を使うだけ無駄だなと思うわけです。

 

 

私が早期発見できたのは

  1. 健康診断を受けていたこと
  2. セルフチェックをしていたこと
  3. 異変に気づいたらすぐにクリニックへ行ったこと
  4. その後もセルフチェックを欠かさず異変に気づいたらクリニックへ繰り返し行ったこと

これで発見できるがんもあるんです。

 

どうか定期的な検査を受けてください。

セルフチェックをしてみてください。

これでがんを防ぐことはできませんが少しでも早く発見できる可能性はあります。

 

がんの手術と治療なんて良いことないですよ!

病変は切り取りが基本ですし、抗がん剤はがん細胞を倒すのに普通の細胞にもかなりダメージを与えます。

早ければ早いほどそれが小さく、軽く済むはずです。

 

だからどうか定期的な検査を。

それが罹患した者からの心からの願いです。

 

今回も最後までご覧くださりありがとうございました!╰(*´︶`*)╯Thank you.♥

 

 

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ABOUT ME
みさ
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宅録ナレーター / ブロガー / 乳がんサバイバー
宅録をメインに活動しているフリーのナレーター。
元声優・役者でゲームやドラマCD、舞台出演やトークショーアシスタントMC等もしていた。

30歳を迎える直前に乳がんが発覚し、現在も治療中。
治療の副作用で疲れやすくなってしまい、体力を温存しながら働けるスタイルを模索&発信中。

今の夢は、病気やケガをしても自宅からバリバリ働けるたくましいフリーランスになること。
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