2019年12月に突如宣告された乳がん。
当たり前が当たり前じゃなくなってしまった・・・。
とはいえ!
受け止めて生きていかなければならないので怒りと不安の感情を抱きつつ、ついでにその感情を燃料に前に進みます!(9`・ω・)9.+゚*。:゚+
今回はそんな乳がんサバイバーの私の自己紹介です。
がんの種類
がんと一言で言っても大きく分けると浸潤がん、非浸潤がん、特殊型といろいろあるようです。
私は特殊型と呼ばれる『粘液がん』というものでした。
乳がん患者全体で約3%しか罹患していないような希少種。
粘液を産出するがんで、予後は比較的穏やかなタイプらしいです。
・・・実は私、この粘液を見たんですが(がんだとわからなかったときに病院で切開して絞り出しました。)無色透明のゼリー状のものでした。
ぱっと見悪影響を及ぼすようなものには見えなかったのに・・・くそぅ・・・。
なんだってこんな低確率のものに・・・
特殊型だからって特別悪いものとは限らないよ!
がんのステージ(進行度)
ステージは簡単に言うとがんの進行具合を表すものだそうです。
私はしこりが1.9センチでリンパ節転移はなしのステージⅠでした。
しこりの大きさがギリギリ!
ステージは手術後に腫瘍を取り除いてから確定します。
(術前でも検査で腫瘍の大きさや、リンパへの転移を確認できます。)
ちなみにステージは
ステージ | しこりの大きさ | リンパ節への転移 | 転移 |
0 | 触れられない | なし | なし |
Ⅰ | ~2センチ | なし | なし |
ⅡA① | ~2センチ | 脇の下のリンパ節にあり(固定されておらず動く) | なし |
ⅡA② | 2~5センチ | なし | なし |
ⅡB① | 2~5センチ | 脇の下のリンパ節にあり(固定されておらず動く) | なし |
ⅡB② | 5センチ~ | なし | なし |
ⅢA① | ~5センチ | ・脇の下のリンパ節にあり(固定されて動かない) ・脇の下のリンパ節にはなし、胸骨の内側のリンパ節にあり | なし |
ⅢA② | 5センチ~ | 脇の下あるいは胸骨の内側のリンパ節にあり | なし |
ⅢB① | 大きさ問わず ・しこりが固定されている ・がんが皮膚に出る ・皮膚が崩れる ・皮膚がむくんでいるような状態 ・炎症性乳がん | 転移問わず | なし |
ⅢC | 大きさ問わず | ・脇の下のリンパ節と胸骨の内側のリンパ節の両方にあり ・鎖骨の上下にあるリンパ節にあり | なし |
Ⅳ | 大きさ問わず | 転移問わず | あり |
というように細かく分かれています。
自分のステージ以外は内容知らなかった・・・
がんのグレード(悪性度)
グレードは簡単に言うと転移や再発のしやすさを表すものだそうです。
先生は「がんの顔つき」と言ってました。
段階は3段階に分かれていて、数字が上がるにつれて度合いが増します。
私はグレード2でした。
ちょうど中間だ!
Ki67(増殖力)
『けーあいろくじゅうなな』と読みます。
簡単に言うとがん細胞の増殖スピードだそうです。
数字が大きければ大きいほど増殖力があることになります。
私は31%でした。低いように見えるけど30%~高いんだそう・・・
聞いたとき「あ、低いじゃん」って思っちゃったよね
サブタイプ
がん細胞を調べるとサブタイプというものがわかります。
このサブタイプによって治療方針が決まっていきます。
サブタイプ | 特性 | 治療方法 |
ホルモン受容体 | 女性ホルモンによってがん細胞が増殖する | ホルモン療法 |
HER2 | HER2タンパクによって増殖する | 抗HER2療法 |
トリプルネガティブ | 上記以外のもの | 化学療法 |
※私が主治医から聞いたのは上記の通りですが、もっと細かく分けて書かれているものもあります。
私はホルモン受容体でしたがKi67が高めだったので、ホルモン療法に加えて化学療法(抗がん剤)も勧められました。
上記はあくまで目安なんだね!
治療内容
私は、手術 ⇒ 抗がん剤 ⇒ホルモン療法(今ココ) という順で治療を進めています。
手術は右乳房全摘手術。
名前の通り右の胸を全部摘出しました。
それと同時に大腿皮弁法という再建手術も行いました。
自家組織(自分の細胞)を使って無くなった胸を作る手術です。
大腿(太もも)の脂肪と血管を胸に移植しました。
次に行ったのは抗がん剤。
通常粘液がんではホルモン療法のみらしいのですが、私はKi67が少しだけ高かったので抗がん剤もプラスしました。
抗がん剤はTC療法を4クール。約3か月間やりましたね。
そして今はホルモン療法をやっています。
3か月ごとにリュープリンという注射を打ち、毎日1錠タモキシフェンという飲み薬を飲んでいます。
今の健康状態
ホルモン療法とは、女性ホルモンの生成を抑えるのと女性ホルモンとがん細胞とが結びつくのを阻害する治療法です。
女性ホルモンを餌にするタイプのがんから餌を取り上げる感じ
ご飯がなくて増えなくなるんだね!
治療の中では比較的副作用が軽いと言われている治療法でもあります。
私も主治医からそう聞いていました。聞いていましたが・・・・
・・・いや、結構ありますよ(;´∀`)・・ァハハハ・・ハハ・・ハ・・
まあ、確かに抗がん剤よりはマシですがね。でも比べる相手が間違っている・・・!
今主に苦しめられているのは
- 頭痛
- 吐き気(吐きはしない)
- 倦怠感
- 動悸
- 眩暈
毎日すべての症状が出るわけではないですが、体調が悪いときは処方された薬を飲んで症状を和らげます。
※上記は私の副作用です。副作用にはかなり個人差がありますので参考程度にとどめてください。
厄介なのは倦怠感。
1日外出したら夜はぐったりです_(:3」∠)_
早く元気になりたーい!!
今後の希望
もちろん以前のように元気になれればそれに越したことはないですが、今すぐに回復するとは思えないので
今まで通り会社に勤めるに加えて
- ネットを使って働く
- ブログを育てて収入を目指す
にチャレンジしようと思います。
テーマは『無理なく働く』。
ネットでの運用が軌道に乗ったらそのノウハウを発信することもやりたいですね!(´∀`*)
そうなれるように頑張ります!
今回も最後まで読んでくださいましてありがとうございました!╰(*´︶`*)╯Thank you.♥