乳がんの検査って何をするの?
『定期的な乳がん検診を受けてください』とはよく聞きますが
乳がん検診って
- 何があるのか
- 何を見ているのか
ご存じですか?
私をはじめ、乳がんサバイバーのみなさまなら嫌でも定期的に受けている乳がん検診。
今回はそのマンモグラフィー(マンモ)と乳房超音波(エコー)検査を簡単にご紹介しようと思います。
マンモグラフィー(マンモ)とは?
乳房専用のレントゲン検査。
2枚の板で乳房を片方ずつ挟んで極限まで薄く延ばしてから撮影します。
ビックリするくらい潰されます笑
マンモのメリット
石灰化の発見に長けている
石灰化というのは、カルシウムが沈着した状態のこと。
石灰化が起こる原因の一つに悪性腫瘍があるため、これが見受けられると要精密検査になるそうです。
マンモのデメリット
- 微量だけど被ばくする
- 乳腺が発達している40歳未満は石灰化が見落とす可能性がある
- 痛みを伴う場合がある
よく痛いと聞きますが・・・私は一度も痛かった記憶がありません。
個人差がありますのであまり怖がらないでよいかと思います。
乳腺の発達が良い人や生理などで張っている時に痛みを感じることが多いという説も。
40歳未満の方は乳腺の発達が良くてレントゲン写真が真っ白に映りやすく、石灰化を見落とす可能性があるそうなのであまり推奨されていないようです。
私もマンモの検査をする際は主治医が悩んでます。
エコーの方が見やすい上に、多少なりとも被ばくするため悩ましいのかも(勝手な推測)
乳房超音波(エコー)とは?
妊婦さんのお腹の中の赤ちゃんを見るような器具を使ってリアルタイムで乳房内部を見ます。
エコーのメリット
- 小さなしこりも発見可能
- 痛みがない(リンパ部分は痛い場合も)
- 被ばくしない
- 乳房だけでなく脇やリンパも検査できる
本当に痛くないです。
生ぬる~いジェルを塗られ、灯りを落とされた状態で行うので寝そうなくらいです笑
部屋も暗くして行うので本当に寝そうになります笑
エコーのデメリット
- 乳房の脂肪分が増える40~50歳以上は腫瘍が見落とされる可能性もある
- 40歳以下の方はエコーを受ける方が多いようです。
(ちょうど境目の40歳前後は両方の検査を推奨される場合もあるそうです)
ちなみに私は半年に1度受けてます。
ジェルを塗られるので最後にあったかいおしぼりをもらって拭き取ります。
看護師さんからの言われた刺さった言葉
通院し始めた頃に看護師さんに言われた言葉を最後にご紹介します。
通院当初から今までずっと刺さってる言葉です。
「『病院に来る』っていうのは、電車に乗るようなものなの。
電車に乗れば目的地まで運べるけど、
まずご自身で電車に乗ってもらわないと目的地まで運んであげられないの。
だから頑張って病院にきてね」
ビックリしたことに要精密検査や、さらには悪性腫瘍だと診断が出ているのに病院に行かない、行くのを辞める方もいらっしゃるんだとか・・・
調子が悪いとすぐに病院に行く私からすると恐ろしすぎる・・・!
自分の身を守れるのは自分です。
定期的な検査がきっかけで早期発見できた身としては
定期検査の大切をひしひしと感じます。
通院中の方も途中下車せず、終点まで乗っていきましょうね!
まとめ
マンモは石灰化を見つけるのが得意!
→でも乳腺が発達している人は見つけにくい・・・。
エコーは小さなしこりを見つけるのが得意!
→でも脂肪分が多いと見落とす可能性もある・・・。
検査によって得意不得意があるので併用するのがいいと思われますが、
妊娠していたらレントゲンはダメだし、
年齢によっては発見率があまり高くない場合もあります。
私も健康診断を受けたことにより早期発見ができました。
みなさんも定期的な検査を!
今回も最後までご覧くださりありがとうございました!╰(*´︶`*)╯Thank you.♥
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