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乳がんの告知をされた私がまずやったこと

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乳がんだと告知されて襲ってくる不安感は凄まじいもので、私もはじめの1週間は毎日毎日泣いていました。

でもそんな私を助けてくれたのは周りの方々の声と行動。

「きっと大丈夫!」
「無理しないで体調最優先でいいからね」

その言葉と気遣いにどれだけ救われたことか。

そうすることで次第に心に余裕が戻ってきて、冷静にしっかりと病気と向き合うことができました。

でもこれ、自分が乳がんだと周りに言わないと受けられない恩恵なんですよね。
だから私は告知を受けたら周りへ話すことをオススメします。

ということで今回は、私が乳がんを告知されてまずやった『周りへの報告』をしたときの様子をお届けします。

みさ

周りに話すか迷っている方がいたら私はその背中を押したい!
つらいときは周りを頼っていいんだよ!

乳がんだとわかってすぐに「乳がんになっちゃった!」と周りへ報告した

乳がんだと言われて私がまずやったのは周りへの報告です。

頻繁に顔を合わせる

  • 家族
  • 親友・友人
  • 会社の上司(※ナレーター業以外にも事務職してます)

などを筆頭にバンバン打ち明けていきました。

話すことで周りも私の状況を理解してくれましたし、励ましの言葉や優しい気遣いもしてくれましたよ。

その支えがあったからこそ約1週間ほどで告知のショックから立ち直れ、乳がんと向き合う力が湧いたんだと思います。

みさ

乳がんだと告知されたショックで私は舌が痛んだり、吐き気、軽い顔面麻痺っぽいもの(痺れたような感覚が少しだけ出た)が出ました。
どれも人と話し、励まされることにより徐々に治っていきましたよ。

今思う「あのとき周りに話してよかったな」と思うこと

乳がんが発覚したとき

みさ

言ったら周りに心配かけちゃうかな・・・言わない方が・・・

と一瞬は思いましたが

みさ

こんな大きなことを1人で抱えるなんて無理ぃぃぃーーーー!!!

という素直な気持ちが勝り、速攻で各所へ連絡しました(笑)

今思い返してみても、あのとき周りへバンバン話したことで救われたなと思うことだらけです。

 励ましの言葉をもらえた!

みさ

乳がんになっちゃった・・・

友人

大丈夫だよ!きっと治るって!

友人

私の知り合いで乳がんになった人いるけど、病気になる前より元気にやってるよ〜!(笑)

友人

だから大丈夫!

と言ってもらったことがあります。

この「大丈夫!」って言葉は本当に偉大で、言われると「 本当に大丈夫かも!」と前向きになれるんです!

はじめは乳がんの話しをするともれなく泣いていましたが、こうやって励まされていくうちに少しずつ笑顔も戻ってきました。

みさ

言霊って本当にある!

私の腹黒思考(笑)

何人かに話すことで気づいたことがありました。

「乳がんになっちゃった・・・」と言ったら周りは「大丈夫だよ!」と明るい言葉をかけるしかないよな・・・←

私は徐々に同じ会社の人でも部署が違う人や、ここ最近連絡を取り合っていないSNSをフォローしあっているだけの仲の人などの人にも話して(SNSで投稿して)いました。

狙いは「大丈夫だよ!」と励ましの言葉をもらって、自分をどんどん元気づけようと思ったから(笑)

こう言ったらこう返してくれると想定していた上で打ち明けていたところもありましたが(笑)、告知直後のどん底メンタルを上げるためには必要な行動だったのでどうかお許しを!

みさ

みなさんの優しい言葉と気遣いのおかげで今日の私があります!
本当にありがとうございます!!

気を遣ってもらえた!(笑)

私は会社の事務職もしているのですが、乳がんだと打ち明けることで残業の免除をしてもらえました。

「とにかく体調最優先でいこう」と当時の上司が言ってくれたのは本当に嬉しかったですね!

シフトの変更も全部対応してくれて、急な検査にもこちらの要望通りすべて通してくれたのは大変助かりました。

みさ

(そもそも残業が半強制的なのがおかしいんじゃないかとかは今は言わないでね・・・!)

健康保険の制度を教えてもらえた!

当時の私は健康保険の効果って『病院にかかったときの窓口負担が3割になる』くらいしか知りませんでした・・・。

当時の上司がわざわざ資料をまとめてくれて、かつ申請書の書き方もわかりやすく手書きで一言添えてくれて教えてくれたんです。

おかげで

  • 高額療養費制度
  • 限度額適用認定証
  • 傷病手当金

の大病を患った人に大変助けになる制度を知ることができました。

こういう制度も知って使えなきゃ何の意味もないですからね。

周りに話すことで起こる注意点もあります。
実際に言われたことなんですが、

「私の先輩でこの前がんになった人がいるんだけどね、わかってからすぐに・・・」

とマイナスな情報も入ってくることもありました。
でもこれ、悪意があって言った言葉ではないのがほとんどだと思います。
私が乳がんだと言われて動揺したのと同じように、こう発言した方も私が乳がんになったと知って動揺したんだと思います。
急に言われて動揺したらちょっとした発言は起こりえます。

みさ

むしろ動揺してくれるくらい優しい人が周りにいることを喜んでおこうと思いました。

まとめ:乳がんがわかったら迷わず周りへ助けを求めよう!

私が今日笑っていられるのは周りのおかげです。
周りが私の状態を理解してくれて、手を差し伸べてくれたおかげで私は乳がんと向き合えました。

告知直後の毎日泣いていた状態から気分を上げてくれて乳がんについて学ぶ心の余裕を作ってくれた。

病院で主治医や看護師さんとしっかり話すことができるメンタルにしてくれた。

主治医としっかり話せたことで後悔のない手術・治療が予定通り行うことができた。

すべては病気と向き合うことができるようになったから成しえたことなんだと思います。

だから今乳がんを告知されて気持ちが下向きになっている人がいたら、まずは周りの人へ話してみるのをオススメします。

つらいとき、困ったときは周りを頼りましょう!

きっとあなたの力になってくれると思いますよ!

みさ

受けた恩は元気になって返したら良いのです!