【宅録ナレーターが解説】宅録・宅録ナレーターって何?なり方は?
機材を集めて録音方法を覚えたら誰でも自宅からナレーションを納品できる時代となりました。
でもいざ宅録を始めようと思っても
機材って何が必要なんだろう?
録音方法がわかんないなぁ・・・。
という方も多いはず。
ということで、宅録歴2年ながらも着実に実績を積み重ねている私が、初心者さんにもわかりやすく解説していきます。
これを読んだら宅録ナレーターの基本が分かりますよ!
初心者さんに近い私だからこそ教えられることもあるはず!
宅録・宅録ナレーターって何?
宅録とは、『自宅で録音すること』。
そして自宅でナレーションを録音する人のことを『宅録ナレーター』と呼びます。
『在宅ナレーター』とも言われることがあるみたいです。
宅録ナレーターのなり方
宅録ナレーターとして活動するには大きく分けると3ステップ
- 必要な機材を揃える
- 録音・編集スキルを身につける
- お仕事を受注して納品する
宅録ナレーターは基本的にはナレーションをするだけでなく、
- 録音
- ノイズ除去等の編集作業
も自分で行うので、録音方法や簡単な編集スキルも必須となります。
宅録ナレーターの仕事はどこから受注する?
お仕事は主に
- ナレーター仲間
- 制作会社
- オンラインサロン
- クラウドソーシングサービス
- 知人・友人
などから得ていきます。
自分でブログやSNSを運用するのもオススメ!
ブログやSNSは
- 自分がどんな人間であるか
- 何が得意か
- どんな活動をしているのか
などを発信できる自分専用のメディアです。
自分の声、人柄を気に入ってもらえたら直接お仕事をいただけることもあります。
ブログやSNSを立ち上げたらボイスサンプルもぜひアップしましょうね!
宅録ナレーターに必要な機材
宅録ナレーターに必要な機材はこちら
- マイク
- ヘッドフォン
- オーディオインターフェース
- マイクケーブル
- ポップガード
- PC
- DAW(音声編集ソフト)
実際に私が使っている各機材は別記事で紹介しています。
「何を買ったらいいのかわからない!」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
機材以外には、反響音対策もできるとより良い音が録れるようになります。
反響音対策についてはこちらでも紹介しております。
宅録ナレーションの録音・編集方法
機材を集めたら次はいよいよ実践!
宅録の大まかな流れをご紹介します。
こちらの記事でもご紹介してますので、気になったら覗いてみてください!
①マイクやPCなどの機材、DAWのセッティング
- マイク
- オーディオインターフェース
- ヘッドフォン
- PC
をケーブルで繋ぎます。
自分の口の前にマイクの正面がくるように角度も気をつけてセッティングしましょう。
PCを起動し、DAWを立ち上げます。
②DAW(音声編集ソフト)を使って録音
DAWの録音ボタンを押してナレーションを録音します。
録音レベル(音量)を測るためにも、録音しながら数度練習をすると⭕️
せっかく録音したのに声が小さすぎたり、大きすぎたりすると撮り直しとなります。
ちょうどいい音量で録音できる音量を確認してから本番の録音をしましょう。
③DAW(音声編集ソフト)で編集をする
DAWを使ってノイズの除去や間の調整を行います。
人ってノイズを発生させながら喋ってるので、編集しないと納品できる品質にはなりません…!!
編集作業はすごく大事!
④指定の納品形式で書き出す
音声を書き出す(保存)するには形式というものを選んで書き出すことになります。
- 非圧縮の『WAV』
- 圧縮した『MP3』
だいたいこの2つを覚えておけばOK!
依頼を受けた際に「納品形式の希望はありますか?」と相手に聞いておくと良いです。
特に指定がない場合は、非圧縮のWAV納品が無難です。
⑤音声を納品する
納品方法としては
- メールに添付
- チャットにアップロード
- 転送サービス ←オススメ
があります。
転送サービスは容量が大きいものでも簡単に送れますし、パスワードを設けることもでき、セキュリティ面でも安心です。
ちなみに私がよく使うのはギガファイル便!
無料で使えるので重宝してます。
ありがたや~!
宅録ナレーターのメリット
私が思う宅録ナレーターの1番のメリットは
『家で働けること!』
出勤(電車移動)をしなくていいってホント楽です!
体力も温存できるから疲れにくいし、
満員電車や遅延、運転見合わせなどにも巻き込まれない!
そしてトイレがいつでも近くにある!!笑
(トイレにすぐ行けるって事実がとても安心できるタイプです)
宅録ナレーターのデメリット
逆に私が思う宅録ナレーターの1番のデメリットは
『孤独』
ナレーション・録音・編集・営業・事務処理・情報収集…何もかもを自分1人でやらなくちゃいけません。
会社だったら先輩に分からないことを聞いたり、同僚や後輩に協力をしてもらったり…とできるかもしれませんが、1人で仕事をやってるとそれができないのが大変…!
あと何かトラブルが起こっても対応するのは自分。
守ってくれる人も会社もありません。
- リスクを考えて保険に入っておく
- 同業者やフリーランス仲間など横のつながりを作ってピンチの時に助けてもらえる環境を整えておく
などあらかじめ対策を立てておきましょう。
宅録ナレーターは稼げるのか?
これは「人それぞれ」としか言いようがないですね・・・笑
営業をたくさんかけて何百件もこなせば稼げるだろうし、営業しないスタイルならあまり稼げないんじゃないかなと思います。
どこで、どれくらい、どういう交渉をするのかによって変わってくるため、稼げる人もいれば稼げない人もいるのが事実です。
でも宅録は自宅でできる仕事でもあるからチャレンジする価値はあると思う!
まとめ
宅録は
- 機材の準備
- 録音や編集スキルの習得
- 営業や事務作業
- トラブルが起こった場合の対処
などすべて自分でやるので大変さもありますが、
- 移動を減らして疲れにくい働き方ができる
- 電車移動のストレスが無くなる
- 自分自身に稼ぐ力がつく
などメリットもあります。
私個人としては
『自分の好きな声の仕事で人の役に立てる』
という面が1番好きですね!
「これから宅録をはじめてみたい!」という方の一助になれたら嬉しいです。
今回も最後までご覧くださりありがとうございました!
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