はじめまして!フリーのナレーターの濱岡美紗子です。
はじめまして!
ナレーターの濱岡美紗子と申します。
現在はフリーで自由気ままに、自宅でナレーションを録音して納品する”宅録ナレーター”として活動しています。
今回は1つ目の記事ということで、私が「どんな人物なのか」「何をしてきたのか」を書いていきます。
今回は自己紹介記事です!
声の仕事を目指したきっかけは『アニメ』
今は「ナレーター」と名乗っておりますが、もともとは声優・役者でした。
きっかけは、小学生の頃に観ていた『シャーマンキング』。
原作者の武井宏之先生が描くキャラクターがとにかく可愛くて、かっこよくて大好きになりました。
この頃には声優という職業を認識していて、
私もこんな可愛い、かっこ良いキャラクターになりたい!
と思い、声優を目指し始めました。
「お芝居で人を魅了したい!」というよりも、初めは「見た目が可愛い、生き様がカッコ良いキャラクターになりたい!」という思いがメインでした笑
でも性格は引っ込み思案で不向きだった・・・
私が声優を目指した当時は、今ほど声優に対して注目度はありませんでした。
それでもお芝居をするということは人に見られる(聞かれる)というわけで、スポットライトを浴びる職業です。
しかし、私は引っ込み思案でおとなしい性格でした。
学校の授業で教科書を読むのも緊張するし、人前に出るようなことは進んでしない、目立たないタイプでした。
言いたいことも言えず、クラスの班長やリーダーなど面倒ごとを押し付けられたことも多々あります・・・
でも「声優になりたい!」と思ってからはこのままではダメだと思い、
- 演劇クラブに入部
- 養成所のワークショップや専門学校のオープンキャンパスへ何度も足を運ぶ
など、ちょっとずつ積極的に行動するようにしていきました。
今までの経歴
高校卒業後は
- 専門学校へ2年
- 大手声優事務所の養成所へ2年
通いました。
養成所の最後には所属オーディションがあったのですが残念ながら不合格に・・・。
その後はフリーで
- 舞台出演
- ボイスドラマ出演
- WEBCMナレーション
- トークショーのアシスタントMC
など経験させていただきましたが。
が、なかなかお金を稼ぐことはできず・・・。
仕事をしながらボイストレーニングに通い、オーディションを探しては受ける日々・・・。
しかしそのほとんどが書類落ち。
年数が経つにつれ2次審査へ呼ばれるようにはなりましたが結果はそこ止まり。
この頃になると芝居に悩むようになり、大好きだったアニメを観るのもつらく感じるようになっていきました。
ボイストレーニングの先生には常に「元気ないけど大丈夫?」って心配されてました・・・
周りの言葉でナレーターへ転身
オーディションに落ちる日々。
そんな中、一人の恩師から提案をされます。
濱岡さんはナレーターの方が合ってると思うなぁ
その方曰く、私は年齢の割(当時20代)に、しっかりナレーションが読めていたそうです。
思い返せば専門学生の頃も
君はナレーションがうまいね
と言われていたこともありました。(※おそらく学生の中でという意味)
思い返してみれば、芝居で悩んで苦しんでいる時もナレーションに関しては苦しいとは思わなかったんです。(悩むことはもちろんありました)
・・・あれ?私、芝居よりナレーションの方が好き・・・??
自分のことは自分が一番知っていると聞きますが、自分のことを自分が一番知らないときもありますよね。
私はそれでした(笑)
当時は芝居に息詰まっていたせいもあり、周りから見ても楽しそうではなかったそうです。
でもナレーションを読んでいるときは楽しそうだったそうで、恩師はそう言ってくれたんだと思います。
ナレーション「も」好きではなく、ナレーション「が」好き。
言葉にしてみると気持ちがスッキリしました。
ナレーターの名門スクール『バーズ』へ入所
「ナレーターになろう!」と思い、ナレータースクールの名門『スクールバーズ』へ通うことにしました。
ここではナレーションのテクニックを学ぶとともに、事務所に依存せずフリーでも活動できるようブランディングも学べる名門スクールです。
講師陣もゴールデンタイムでナレーションをバンバンやっている今をときめく一流ナレーターさんたちです。
ちなみにナレーターと声優とではナレーションの読み方が違うため、転身する際は改めて学ぶのがオススメです!
「よし!これからナレーターとして華を咲かせるぞ!」と意気込んだのもつかの間、途中で乳がんが発覚し、学びも仕事もお休みすることに・・・。
素敵な講師陣、学長、マネージャーさん、仲間たちにも励ましの言葉をもらって私はスクールを休学しました・・・。
これからは宅録をメインに活動していく!
入院、手術、抗がん剤、そして今はホルモン療法の治療を受けています。
しかしその影響で以前より疲れやすくなり、1日体を動いたらその夜はダウンしたり、1~2日体を動かしたら1日休まないと体調不良を起こすことも多々あります。(徐々に回復しつつはあります)
嫌でもわかったのが、『乳がん発覚前と同じようには生きられない』ということ。
ナレーションのお勉強のために都内へ通うことも、
ナレーター・声優仲間との交流に積極的に参加することも、
体力が続かずに継続できる自信が持てない・・・。
ナレーターに限らず、社会で働くには不安を抱く状況です。
そこで考えたのが、『宅録をメインに活動する”宅録ナレーター”になること』!
私が乳がんになったのと同時に世の中はコロナ禍に入りました。
その影響で以前にも増して様々なもの・ことのネット化が進んでいきました。
それはナレーションも同じで、自宅でナレーションを収録し、納品するナレーターも一気に増えていきました。
移動に使う体力や時間がかからないなら、今の私も働けるかも!と思いました。
今抱えている不安を打破すると同時に、やりたいことであるナレーターの道も継続できる方法を見つけ、情報や機材を調べて宅録ナレーターとして活動を開始しました。
宅録ナレーター:濱岡美紗子をよろしくお願いします!
自宅からナレーションを納品する宅録ナレーターであれば、体力が落ちようが安定して活動ができます。
すでに宅録でお仕事もさせてもらっていて、柔軟にスピーディーにクライアントさんへ対応できるこのスタイルが嬉しくも思います。
そして培ったノウハウや経験をブログで発信して、
- 「ナレーター活動したかったが、諸事情で難しく諦めた」
- 「病気を抱えてこれからの働き方に不安を感じている」
- 「声の仕事に興味があり、チャレンジしてみたい!」
という方の手助けになれたら嬉しいです。
これから頑張っていきます!
最後まで読んでくださりありがとうございました!╰(*´︶`*)╯Thank you.♥
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